ツイン
※バスなしトイレなし
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[ プラン内容 ]
このページでは 阿仏尼の歌と源氏物語、吾妻鏡と源氏物語 をご紹介します。
源氏物語に 袖ぬるる露のゆかりと思うにもなおうとまれぬ大和撫子 があります。生まれた嬰児を見て、涙のもとではあるけれど、愛しいわが子よ 藤壺が産んだ赤子、実の父が光源氏であったことに由来します。この子が後に冷泉帝となって光源氏を助けることになる。
また、阿仏の十六夜日記では出発の前夜、故郷に残す為相と為守をこの二人の姉、紀の内侍に託した歌が出てきます。君をのみ朝日と頼めふる里にのこるなでしこ霜にからすな 内侍の返しには おもいおく心とどめばふるさとの霜にも枯れじ大和撫子
源氏物語の大和撫子は阿仏の家族のなかで交される大和撫子と同じ意味を持って、合言葉のように使われる。この4年後、阿仏は鎌倉で亡くなります。訴訟を受継いだ爲相は冷泉を名乗り、和歌の家冷泉を起こします。
もう一つ、阿仏が鎌倉に入る29日 立ちはなれよもうき波はかけもせじ昔の人のおなじ世ならば この、昔の人のおなじ世は、北条泰時の時代を指している。世のなかに麻は跡なくなりにけり心のままの蓬のみして 蓬ばかりが増えて賢者が育たなくなった。こう詠んだ泰時は幕府に和歌所と学問所を作ります。冨士姫公、後の阿仏尼はそこで歌の道に入ることになる。
吾妻鏡は全52巻。源氏物語は54帖そのうち光源氏の死、雲隠れの帖 8年を除くと53帖となる。どちらも長編です。吾妻鏡でも同じ雲隠れの手法が採用されています。頼朝の3年、泰時の1年、千鶴丸の1年、金銅大仏建設の過程で4年、合計すると9年となる。また、雲隠れではないけれど欠落の年があります。寿永2年、北条泰時誕生の年。そして、実朝事件の後、泰時と千鶴丸の再会の場面です。承久元年4、5、6月次の将軍をどうするか。この本は記事の中に空白がいくつもあって、それらをつないでいくと源氏物語と同じ、見事な物語が浮かび上がる。これが、八重姫と千鶴丸の物語。ぼかす、はぐらかす、空白、欠落。こうした手法を用いて記事の中に物語を編込んでいる。これらを総てつなぐと鎌倉大仏さまの由来が現れる。 伊東の歴史は面白い。